テキスト

直径20.7センチ。鏡の背の中央には大きな鋲座が一つ据えられ、その内側に鋳出された瑞獣と葡萄の文様が、精巧かつ繊細にほどこされている。 南北朝の頃、西アジアから中央アジアを経て、葡萄の文様が我が国にもたらされた。唐代になると、葡萄紋と海獣紋は、銅鏡に広く用いられる流行の意匠となった。