テキスト
流れゆく雲の間には天地があり、各地の侠客たちの方外の地が乗風して巡り合う場所です。
初めてこの境に入ればまるで霧の中の花を眺むるによう、互いの真の姿を見えない。侠客は渡し場で一盞の伝言の蓮灯を流して想いを託し、あるいは伝書台で留書して互いの消息を通じ合う事もできます。
そうして行きつ戻りつするうちに、友や隣人と共にそよ風の契りを積み重ねていきます。
情が深まれば、雲を払って相まみえ、互いの居に訪れ、天地の景色を共に賞でることもできます。
もし侠客の興が尽きたなら、風に従って歩みを変え、新たな境地を探し求める事もできいます。