テキスト

峠の水は麓へ流れ、 ただ独り荒野を彷徨う。 朝に欣城を出て夜は隴頭に宿り、 寒さに言葉が喉に沈む。 流れる水が微かに響くたび、 遠き秦川への想いは砕ける。