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「忘川のほとり」 「…………」 「伝説では、人が世を去った後に必ず渡る地とされる。善人は蓮の小舟に灯を掲げ、袖を翻して渡り、悪人は灯なくして河水に身を沈め、骨身に染みる寒さに耐えるという 」「…………」 「世の人々は善悪を問わず、千里の道を厭わずここを訪れ、願いを込めて灯を水面に浮かべる」 「…………」 「灯籠が忘川で消えることなく漂う限り、そこに込められた願いは必ず叶うと伝えられている」