テキスト若いソグド商人の康延は、中原に伝わる「琴瑟相和」の故事にならい、心に決めた女性へ古琴を贈ろうとしていた。かつて長老から聞いた話によれば、何年も前、用水路を掘る合間の夜、皆が南の胡楊の木の下の井戸端に集まって休んでいた頃、漢人が古琴を奏でてくれたことがあるという。そこに古琴の手がかりがあるかもしれない。