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聴風記 「三月初一」寅の刻、風強し。風向西北。井戸に入るべからず。 「三月十四」未の刻、風急に強まる。風向西北。井戸の中の者は直ちに帰還すべし。 「四月二十二」昨夜は月が霞む。今日も大風の恐れあり。井戸に入るべからず。