テキスト人は一日中思い悩んでも何も見えないが、夜になると鬼神を見、ひどい時には昼夜を問わず幻を目にする。春の蝶のように捉えようとしてもつかめない。多くは心気の衰えと思われがちだが実は魂離れの病ともいう。心の働きの乱れによって気血や陰陽が不足し、邪気や痰、瘀りが心の脈を塞いで養いが失われることで胸の内が落ち着かず不安を抑えられなくなる病である。