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図経とは、図を主とし、経が図を説き、両者が相まって一体をなすもので、古典地図に見られる独特の形式の一つである。その後、図経は地方志と称されるようになった。現存する最古の図経は、敦煌の蔵経洞から出土した『沙州都督府図経』であり、盛唐期に編纂された。唐代の沙州およびその管轄下にあった敦煌・寿昌二県の山川地理や歴史・風俗などを記録したもので、全六百六十七行から成る。