テキスト鴉はかつて青金石で鋼材を鍛ち、四九の数を経て、この双剣を成した。 一つを驚鴻と言い、一つを沈璧と言う。 驚鴻は、鋒芒を余すところなく現し、天下に鋭くして当たるべからず。 沈璧は、温潤にして拙守し、懿徳の令名を顕さず。 かくなる双剣、あの二人の子に贈るに相応しい。 願わくばあの二人の子が、この対の宝剣のようであれと。 立ちはだかる全てのいばらを切り開き、 この生を平安に順調に、前方へと駆けてゆけ。 もし道中なお風雨があるならば、ならばこの身に向かって来るがよい。