テキスト
白玉兄、息災であろうか。長らく会っておらぬが、貴殿のこと、常に心にある。
先日は回図務所の件でとんだ災難だったな。今度都合がつけば、一献酌み交わしながら、詳しく話したいものだ。
この一件で、改めて貴殿の身の上を案じている。
上官は間者を捕らえよと命じ、貴殿は火事の調査とは。侠士の助力がなければ、罰を免れなかったであろう。
兄上は開封府にて武徳司に入る好機を得ながら、なおも巡回に甘んじているとは、何と愚かなことか!
貴殿ほどの才があれば、より広大な世界で活躍できるはずだ。
詳細は会って話そう。
忠甫より