テキスト

安琉璃は月光を集め、蓮の花を振るって月の光をすくい上げ、あたりに撒き散らして、きらめく晴れた夜を作り出した。 曹敬観音はその景色に胸を突かれ、涙を浮かべてため息をついた。 その様子を見た安琉璃は縄を投げて天へと駆け上がり、月をもぎ取って観音に捧げようとした。