開封の雪丑は胡漢混血の子、本名不詳。幼少時より薛老児に芸を学び、火を踏み刃を舞い、瓜を植え井戸を移し、雲霧を起こし山河を薛老児坐して成すなど、神技の数々に人々驚嘆す。雪丑は知謀に長け、鬼市の元道主朱佑生を補佐し九流を立てて契丹と対抗、衆望を…
開封の雪丑は胡漢混血の子、本名不詳。幼少時より薛老児に芸を学び、火を踏み刃を舞い、瓜を植え井戸を移し、雲霧を起こし山河を薛老児坐して成すなど、神技の数々に人々驚嘆す。雪丑は知謀に長け、鬼市の元道主朱佑生を補佐し九流を立てて契丹と対抗、衆望を集む。朱佑生の死後、諸子成長するや、雪丑は流派の油傘部門の文掌に退き、遊楽街で幻術を演じて楽しむ。名を轟かせし折、諸国使節が京師を集め、皇帝は魚龍曼延で国威を示すべく雪丑に任ず。
江湖の後輩よ、縁あらば遊楽街の魚龍曼延舞台にてその跡を尋ねよ。何か得るものあらん。