テキスト
招財(ジャオツァイ)は焼き物師に拾われた子猫だ
当時、窯を焚く音に惹かれて近づいたところを、宋九の師匠に捕まえられた
「みんな見ろ、柴王様のご加護だ!招き猫が祝いに来てくれたぞ!」
宋九は不服そうに「師匠、猫は貧乏を招くって言うのに、犬なら良かったのに」
「馬鹿言え、これはきっと招き猫に違いない!」師匠は断言した
時が流れ、師匠は亡くなり、窯場も栄えることはなかった
宋九の言う通り、招財は本当に招き猫ではなかったのかもしれない
だが名前はそのままで、今も窯場にいる
あの師匠がまだ窯場にいるかのように