使い古された布靴。たいへん頑丈だが、麻袋の足跡よりいくぶん大きく、どうやら誰かが彼に残していったものらしい。甲のあたりには、かすかに「河源」と刺繍された文字が読み取れるが、その先は糸がほつれており、判別できない。