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騎兵隊が飛泉宿を蹂躙した時、宿卒たちは千年も伝わってきた書簡を干からびった井戸の中に隠した。 雪山から湧き出る水は西から東へと流れていき、やがては長安に帰る。 しかし飛泉宿の人々は、もうその流れに沿って東へ行くことはできない。 宿卒は一房の赤絹を残した。それは戦友が血に染まった証だった。 ただ願う。いつか誰かが千年の書簡を見つけ、彼らが遺した痕跡にたどり着くことを。