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古く、宛渠の民は貝舟に乗って海底へ潜ったという。海水は舟の内へ一滴も入らず、その船を「淪波舟」と呼んだ。 今、淪波坊を築き、先人の願いにならって淪波舟の工事を進め、墨心湖の底まで水路を開き整え、墨城に水脈の恵みをもたらしている。 かつては遥か遠い伝説にすぎなかったものが、今では人々の日々の暮らしの一部となったのだ。