テキスト『破陣楽』は唐初の秦王破陣の曲に由来し、もとは軍歌であったが、後に唐代の宮廷楽舞に発展し、宴や祭祀などで用いられた。唐高宗時代の『神功破陣楽』や唐玄宗時代の『小破陣楽』は、いずれも太宗が定めた『秦王破陣楽』の変形であるが、残念ながら中国には伝わっておらず、幸い日本に唐代伝来の古楽譜が複数現存したため、後世の人々が唐楽の一端をうかがうことができた。だが古楽譜の解読は非常に困難で、復元への道のりは険しく、ここでは十六声を以て礎とし、諸君と共に励みたい。