テキスト太行の峰々に隠れ、斧鉞をもって雲たなびく岩根を切り拓き、築き上げた新たな町。この地には戦の響きはなく、飢えの影もなし。老人は杖に寄りて安らぎ、子らは弦歌に学ぶ。鳶は蒼穹を翔け、魚は玄淵に潜む...されど、そびえ立つ山々に閉ざされ、理想郷に安住するは、墨翟が説きし兼愛の教えに悖るのではなかろうか?