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第一通 玉卿、我が妻よ。阿月と阿春には会えただろうか。父母にも会えただろうか。 君が逝ってから、想いは募るばかりだ。筆を取るたび、君と阿月、阿春がまだそばにいるように見えて、涙と墨がにじみ、とうとう文字にならない。 ...... 第七通 昨夜また、あの戦火の日々を思い出した。飢えた屍が野に満ちていたあの頃。 ふいに雲の間から桃の花が舞い落ち、空が翳った。まるで苦しむ者に道を示すかのようだった。 昔、君はこれを天上の桃源だと笑って言ったな。 あの時は笑い飛ばしたが、今思えば、人は水ではなく心に溺れるのだ。 だから君の語った桃源の話を伝えている。せめて人の心に、寄る辺を残したい。 ...... 第三十六通 今日、師父が別れを告げに来た。侠女の青とともに、世を救う道を求めて行くという。 ここでは流民が集まり、ようやく住まいも形になってきたばかり。引き止めることもできず、かといって共に行くこともできない。 天の桃源、救世の神女...真か幻か...正か非か... ...... 第五十三通 誰も神女を信じない。私の言葉も信じない。だが桃源はここにある。玉卿がここにいる。阿月も、阿春もここにいる。その声は確かに聞こえる。私はきっと、皆に信じさせてみせる... ...... 第六十二通 玉卿よ、神女は私に新たな道を示してくれた。 その言葉に従い、別の地に桃源を築こうと思う。いつかまた、あの日のように、家族とともに笑える日を願って。