テキスト鎮戍倉の外にいる行商の物売り王三は、確かに悪徳商人ではあるが、契丹の間者ではなかった。彼から聞いた話では、前日、李霞というおなごが流れ者の宿営地からやって来て、いくつかの書物をツケで預けて薬と交換したという。この銭は彼が書物に挟まっていたのを見つけ、後にわざと柳おばに渡したものだった。