テキスト趙匡胤は己の武勇を誇り、しばしば身分を隠して外出していた。危険に巻き込まれるやもしれぬから慎むように、と諫める者もいたが、趙はそれを聞いて大笑いし、こう答えた。「もし自分が天下の主となる器なら、誰が奪い取れるものか。もしそうでないなら、戸を閉ざして籠もっていたところで、何の意味があろう?」