テキスト舅公様へ 生計の道をお心にかけてくださいましたこと、誠にありがたく、深く感謝申し上げます。 しかしながら、今しばらくはそのご厚情に背かざるを得ません。当家の若様は、祖先伝来の田畑屋敷を売り払いましてまで、郷党の困窮を救おうとされております。私も不肖の身ではございますが、この微力を捧げて、何卒側に侍らせていただきたく存じます。 もし、万一にも麺屋の商いが立ち行かぬようなことがございましたら...その折には、改めてご指南を仰ぎたく、伏してお願い申し上げる次第でございます。