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月下から伝書雀が飛来し、諸清泉の手元に舞い降りた。彼は何度も文面を読み返し、最後の一文「これぞ天下のための大義、万民の願いなり。どうか辞さず」が胸に響く。大義に身を捧げる覚悟はあったが、寒香尋とここまで対立するとは思わなかった。諸清泉は立ち上がり「大義のため身を投ずるは辞さぬが、慚愧に堪えぬ。洛神の件に関しては改めて考案するゆえ、少々お待ちくだされ」と手紙に書いた 万事両全は難し。せめて彼女を欺きたくない