テキスト

紫の花は枝を垂れ、天地の間にあっては一粒の微塵に過ぎぬ。花は散り、静まり返り、声なきを刃となっても、なお千鈞の力が秘められている。 天地とは、万物の声そのものである。万物は武具や鎧へと鍛え上げることができ、その中には再び万物のかたちが映し出される。万象の音は凝縮されて光となる。物にはいずれ消えゆく時があるが、道は常に、永遠に変わらず存在し続ける。