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長安、長安。 もちはよくその人の口から「長安」という言葉を聞いた。彼女は言う、「長安は遠くにある、私の故郷よ。」 もちには「故郷」が何かわかんない。月がもちにとって一番遠く、一番大きなものだ。でも月は消えない。長安もきっとそうだろう。 女の手が背中を撫でる。玉池は冷たいけど、その手のひらの中では、もちは少しずつ温かくなった。もし長安がこんなに暖かいなら、もちは思う...月より遠いその場所へ、彼女と一緒にいってもいい。