テキスト飾りのない車を白馬に引かせ、易水の渡し場で見送る。/w名のみ知られ、姿を見た者はいない義士、田英。 最後まで、誰も彼を見つけることはなかった。/w千秋を経て、彼の清風宿での行いは、 知己に報いる心から出たもの。その義が成ろうと成るまいと、 世はその志を欺かず、後世に名を残すことも、偽りを伝えることもなかった。