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仏教の経典である。釈悟空が東帰の途上で亀茲国に至った際、当地の三蔵沙門・勿提提犀魚に、自ら携えてきた『十力経』などの翻訳を請い願ったという。この経を訳すため、釈悟空は亀茲に一年あまり滞在した。高僧・円照が勅を奉じて著した『仏説十力経・大唐貞元新訳十地等経記』には、釈悟空の事跡の一端が記されている。