テキスト

これは、公主が勅して選んだ涼州十景のひとつ、白雪無垢である。百首に及ぶ詩文の中から...ひとつを選び、賞として銀一両を賜い、その詩を刻んで記しとした。 詩に曰く。 無垢の高塔は天を突き刺すほどそびえ、その上からは大雪が三重の綿のように覆いかぶさる。 神仙といえども通りかかれば思わず首をすくめ、玉皇大帝の冠を吹き飛ばしてしまわぬかと恐れるのだ。