テキスト帰義軍・索靖の槍だ。彼自身と同じく、ある日を境にこの槍は沈黙し、彼が望んだ最前線へ向かうことは二度となかった。 索靖はこの槍を支えに断崖をよじ登り、崖の中腹で雪を見るのが好きだった友を探した。 この槍を振りかざして自らの妻を脅し、傷つき毒に伏した友を救おうとした。 最後に彼はこの槍を雪の中に埋め、陰謀が渦巻く戦場へと身を投じた。 自らの手で殺めてしまった友のために。