テキスト

節杖を携えて白髪城を後にしたが、行く手は嵐に阻まれた。人影まばらな宿に辿り着くと突如宴が始まり、夜が明ければ残るは嵐のみ。 窓を開けるな、扉を開けるな、目を開けるな。さもなくば幸せな夢は終わってしまう。目指す先がもうないのなら、この地に留まり続けよう。