テキスト憂蕾美の手稿。その冒頭には、こう記されている。「鳥を愛でて杯を愛でぬは、涼州に来て酒を飲まぬも同然。そんなことでは、いささか失敗した人生を歩むことになろう。だが悲観することなかれ。鳥を観続けてさえいれば、いつか必ず自分だけの杯に出会えるはずなのだから」と。