テキスト幼きより独りに生き、静観することに慣れてきた。「此の心安んずる処こそ我が郷」。世と距離を置く彼女は、遠く及びがたい人と事の真を見極めんと、日々その長刃を振る。 その心は山間の流水のごとく、曲折しつつも澄みわたり、底まで明らか。知らねば「知らず」と言い、望まねば「欲せず」と率直に告げる。幻を織ることに長け、また力をもって万法を断つ。声は柔らかく幻のごとく、力は鋼のごとく剛である。その名のとおり、柔らぐときは夢を築き、剛なるときは敵を砕く。