山鳥の声だけが響き渡るが、帰る日はなお知れない。故郷を離れる時、憂いは百重に絡みつき、避けることのできない苦しみがある。漂泊の身のよろこびもかなしみも、すべてはただ一人で抱きしめるほかなく、語り合う相手もいない。