テキスト「江晏、天成二年生まれ、元天泉の弟子。常軌を逸し、父を殺し宝玉を奪う等、極悪非道の者なり。ここに指名手配す。捕らえし者には相応の褒賞を与う」 皮肉なことに、その手配書は江無浪の手元にまで届いていた。 彼は書かれた文字を見つめ、胸に怒りが湧いた。義父の毒殺事件はまだ解明されておらず、こんな汚名のせいでまともな調査もできなくなった。剣の柄を握りしめたが、懐のかすかな泣き声に力はふっと抜けた。手配書を投げ捨て、慌てて赤ん坊をあやした。