滹沱の水は流れ去り、残旗を尽く運び去る。青史は霧に沈み、恍として角笛の声が耳に残る。流れに随い東へ去れば、旌旗は煙波に幻と消え、鉄蹄の痕は寒月に銷え、終には一面の空濛に化し、唯余すは岸辺の芦の白頭のみ。