テキスト

越王竹という竹は、岩の上に根を張り、細い荻のようで、高さはおよそ一尺あまりあり、南海地方に自生する。南方の人々はその青い色を好み、酒盃の数とりとして用いた。伝えによれば、越王が使い残した算籌から、この竹が生え出たのだという。