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寒英一枝に春早く、照らす人千樹の雪に同じく清し。 好風に羅浮の夢は覚め、画上の美人は栩栩として生けるが如し。 寄春君・慕寒英はかつて羅浮山にて一人の美人と出会い、共に酒を酌み交わし酔いました。目覚めた時には、ただ大梅樹の下に寒英が残るのみ。以来、美人と再会することはありませんでしたが、彼の画力は大いに進歩し、描く美人は皆、真に迫り幻の如く、生き生きとしていたと伝えられています。