テキスト伝えによれば、仏陀釈迦牟尼は、もとは古代インド迦毘羅衛国の浄飯王の太子であったが、衆生の苦しみを目の当たりにして、権勢と位を捨て、雪山に入り苦行に身を投じたという。風雨を避けず、静かに坐して思惟を重ね、六年ものあいだ弛まず修行を続けた。その末、身体は極度に痩せ衰え、筋骨あらわとなりながらも、ついに苦行の中で道を悟り、仏果を得たとされる。