テキスト『重屏囲碁図』は、五代の絵師・周文矩が描いた絵で、本物はもう失われてしまった。今あるのは宋の時代に写されたもので、北京の故宮博物院にしまわれている。絵には、南唐の中主・李璟と弟たちが囲碁を楽しむ様子が描かれている。「震えるような筆使い」で有名で、さらに屏風の中にまた別の屏風を描くという変わった構図なので、「重屏」と呼ばれている。この絵は、当時の宮廷での暮らしや家具の様子を知る上で、とても大切な資料になっている。 今も北京の故宮博物院に大切に保管されている。