テキスト
李兄よ、本日、隊伍がたまたまこの近くに陣を敷いたおかげで、こうしてあなたに会いに来ることができた。あなたもきっと思いもよらぬだろうが、別れて数年、今の私はすでに軍装をまとい、長槍を手にした、あなたがいつも思い描いていたその姿になっている。
戦場には干からびた死骸が転がり、千切れた手足が飛び交い、止むことのない殺し合いが続いている。もしあなたの存在がなかったなら、私はとっくに踏みとどまれなくなっていただろう。私はよく思う。もしあなたがまだ生きていたなら、きっと我らは最も息の合った戦友となり、あなたの軍功は必ずや私をはるかに凌いでいたに違いないと。
私は井戸の口に、かつてあなたがひたすら思い焦がれていた赤絹の槍を挿しておいた。ただ、この槍は長年私と共に戦場を駆けてきたため、すでにあちこち傷み壊れている。赤絹だけが昔のまま残っている。願わくは、それがあなたの永遠の眠りに寄り添い、同時に私の帰るべき道を示してくれますように。
明日、また旅立たねばならぬ。いつ再びここへ来て、あなたに会えるのか、私にはわからぬ...
王新 自筆
某月某日