月は中天を行き、万古一の如し。詩人はこれに対して酌酒し、游子は望みて郷を懐かしみ、侠客は剣を抱きて眠れず。或いは歌い或いは泣き、皆この物に向かう。月は本より無情なれど、人自ら情を寄するのみ。