テキスト「指にあらず弦にあらず、工なく匠なし。」縁は飛鳥の憩い、金玉の間に戯れるが如し。糸にあらず竹にあらず、すなわち無心の鳴動。調べず弄ばず、これ造化の沈吟なり。耳に求めれど、痕を留めず、ただ心をもって聴き取れば、わが身が山水…「指にあらず弦にあらず、工なく匠なし。」縁は飛鳥の憩い、金玉の間に戯れるが如し。糸にあらず竹にあらず、すなわち無心の鳴動。調べず弄ばず、これ造化の沈吟なり。耳に求めれど、痕を留めず、ただ心をもって聴き取れば、わが身が山水を過ぎゆく旅人であると知る。