テキスト

お久しぶりです、私たちの大きなお友達。 あなたが月の灯りを見つけた時、私たちはこっそり見ていたんだよ。 あなたの姿、ずっと前に私たちと隠れかごで遊んでくれた人に、本当にそっくり。 私たちは星星糖が欲しいし、鎮痛膏も欲しいし、蟾光も欲しい。 でも決めたの、これを全部あなたに残しておくって。 この一つの月の灯りがあれば、何でもあるんだから! 月に一番近い場所に立てば、おうちがもっとよく見えるよ。 炊煙がどうやって夕暮れに昇っていくか、霜花がどうやって窓格子いっぱいに結ぶか。 あなたが来たあの道が、月光に照らされて輝くかどうかも。 また冬が来たね、あなたも私たちみたいに冬を楽しみにしてる? あなたがあの人であってもなくても、どうぞこの月光を受け取ってね。