テキスト
昔の前朝から、今日の開封まで、山野から百工院、匠盛居に至るまで、誰もが褒める。胡算盤は本当に優れたそろばんだと。
彼は一目で計算できる。椅子一脚に木材がどれだけ必要か、橋一つに石材がどれだけ必要か、天下無双の五牙大艦一艘に、建材がどれだけ必要か。職人は彼の言う材料の数量通りに作れば、一つの物を寸分の無駄もなく完成させられる。
胡算盤は金明池の後方で、人力を計算し、物力を計算し、財力を計算していたが、一つの大火までは計算できなかった。百工の長年の苦労が全て灰になってしまった。
ああ、構わん、構わん……胡算盤は水流に沿って漂い出てきた砕けた木片、残骸、半分しか残っていない歯車に目を走らせた。
おい、おい!胡算盤は慌てて見物している将兵の肩を叩いた。早く拾え、早く拾え!これでまだ作れるぞ——
【小舟】——大船はなくなったが、小舟くらいは作れる。両岸の渡河がどれだけ便利になることか!