テキスト
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郁樹は高さ五、六尺ほど。実は李ほどの大きさで赤く、甘い。
注:花は鮮やかな紅色なのに、実ばかり書いて花に触れないとは無粋だ。
盧橘は蜀に生える。橙のようで橘でもなく、柚のように香る。四季を通じて実り、盧橘とも呼ばれる。
注:つまり枇杷。花が小さくてつまらない。
南方の記には楮子があり、実は梅に似て七、八月に熟す。塩漬けにすると辛味があるという。交趾の産。
注:薬になるとしか書かず、風情がない。
この『魏王花木志』は北方や東南ばかりで、西北は空白のまま。西北には不朽の胡楊があると聞く。一度この目で確かめに行きたいものだ。