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不孝の息子 君皓より 数年ご無沙汰しております。この冬は殊の外寒いですが、母上はいかがお過ごしでしょうか。 父上の事について、かつては盗みで名を馳せた父を恥じ、西へ旅立ち天泉に弟子入りしました。今は燕北盟に加わり国を守っております。 十年を経て気付きました。父上の行いは全て義賊の業だったと。 長年誤解していたことが申し訳なく、どうか父上に詫びをお伝えてください。 しかし帰郷できぬこともお許しください。 今や北蛮が侵攻し、我が身をもって山河の関所とならねばならないのです。 清河が破られれば、万の民が塗炭の苦しみを味わいます。 豊作村の友人を通じこの手紙を送ります。母上、父上、どうかつつがなくお過ごしください。