清河の民、王大生は清らかな酒を捧げ、李兄の霊前に申し上げる。 ああ、兄上が亡くなったとのはまだ齢三十余であったとか。その義の心は清河よりも深かった。兄上と私はまるで実の兄弟のようであった。兄上の家は貧しく、我が家は時折余…
清河の民、王大生は清らかな酒を捧げ、李兄の霊前に申し上げる。
ああ、兄上が亡くなったとのはまだ齢三十余であったとか。その義の心は清河よりも深かった。兄上と私はまるで実の兄弟のようであった。兄上の家は貧しく、我が家は時折余った米をお渡ししていただけであるが、兄上は深く感謝してくれた。かつて私が罪を犯したとき、兄上は役人でありながら私をかくまい、県尉の詮索にも決して口を割らなかった。県尉が「賊はお前の膝下におろう」と詰め寄ると、兄はその場で石を取って自らの膝を打ち砕き、「賊などおらぬ」と言ってくれた。火で責められても「涼しい」と言い、痛みを顔に出さなかった。見ていた者は皆、目を背けていた。私は県尉に見つからなかったが、兄上は流罪となった。
ああ! そして今、思いがけず遠方より兄上の訃報が届いた。たった二年で、兄上は異郷に命を落とした。私だけが故郷で眠るわけにはいかぬ。すぐに旅立ち、兄上の遺骨を迎えに行く。清河の水は長く流れ、灯火は消えず。兄上よ、どうかお戻りください。ああ、願わくはこの供え物をお受け取りください。