テキスト『敦煌曲譜』第3曲『傾盃楽』を参照。『敦煌曲譜』はもともと莫高窟蔵経洞に所蔵され、表面は『長興四年中興殿応聖節講経文』、裏面には25曲の譜が書き写されていた。一般的に琵琶譜とされ、晩唐から五代にかけての写本と考えられている。半字符号を用いて記されており、燕楽半字譜と呼ばれる。その難解さから「音楽の天書」とも評される。この楽譜は1908年にフランスの漢学者・ペリオによって敦煌蔵経洞から持ち出され、現在はフランス国立図書館所蔵(番号P.3808)。