テキスト今、交河のせせらぎを聞き、ふと君を思い出す。 飛泉宿で共に聞いた水の音、君と過ごした日々が忘れられぬ。 音が消えればこの苦く寂しい思いも和らぐだろうか。 けれど音が絶えれば、君との結びつきまで失いかねぬと恐れる。 砂漠に舟はなく、君のもとへ行く道は見えぬ。 だが約束しよう、戦終わる日には必ず帰る。どうか待っておくれ。