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『茶録』は蔡襄が陸羽の『茶経』に建安の茶が十分に評価されていないことを憂い、皇帝に北苑貢茶を推薦するために著した。上下二篇からなり、上篇では茶湯の品質と煎じ方を「色・香・味・蔵茶・炙茶・碾茶・羅茶・侯茶・焼盞・点茶」の十項目に分けて論じ、下篇では茶器について詳述している。